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令和六年度総会・懇親会 実施報告



    
               令和六年度総会実行委員長 間圭介(平成九年卒)

 令和6年6月26日に東京明新会総会・懇親会を神保町 教育会館 喜山倶楽部で開催いたしました。令和5年に先輩方が再開してくださった懇親会とのセットの、それも、行動制限のない形での開催となり、当日は同期の福井・中京からの応援を含め、105名の方々にお集まりいただき、また、中でも3名の新入会員にご参加いただけたことは非常にうれしく感じました。ご参加くださった皆様には厚く御礼申し上げます。

 コロナ禍での行動制限も会場され、徐々に以前の賑わいも戻る中で、改めて、対面で顔を合わせ、おいしいお食事と会話を楽しむことのありがたさを感じます。そんな会食のときにテーブルに並ぶことの多いビール。今年は講演として、キリンビール株式会社にお勤めの同級生の丹尾健二さんに「クラフトビールとその魅力」を語っていただきました。その慣れ親しんでいるビールを取り巻く環境、どうして新しい潮流としてクラフトビールがたちあがったのか、そして多種多様なビールの種類のご説明など、わかりやすい言葉でご説明いただきました。懇親会では当日のお料理に合わせて6種類のビールを準備し、皆様にはペアリングを楽しんでいただきました。(うち、3種は丹尾さんのご厚意でキリンビール様から提供いただきました。この場を借りて、御礼申し上げます)。懇親会後のそれぞれの二次会を会場近くのクラフトビールパブで行われたというお声もいただき、冒険的な企画ではありましたが、皆様の食体験に少しでも貢献できたと幹事学年、胸をなでおろしております。

 今年の明新会テーマは「琴線」。心にふれる、つながるというテーマであり、北陸新幹線が福井と東京が乗換えなしでつながった記念的な年にふさわしいテーマであったと感じます。個人的な話となりますが、高校時代にやっておりましたFESSという英会話サークルのメンバーとも20年以上ぶりに再会し、温故知新とはこういうことかと感じました。こういう偶然の再会ができたのも、諸先輩方がつないでくれた東京明新会のおかげであります。この1年、準備・懇親会を通じて、東京明新会のよさはカジュアルさであり、「初めてお会いした同士でも、同じ学び舎を共有したというつながりだけフランクな会話が始まること」、このなんとも言葉に形容しがたい不思議な居心地のよさを感じました。ただ、同じことを繰り返すだけでなく、時代時代に合わせたこの会のありかた・懇親会のありかたを、世代を超えて意見交換し、柔軟に変化させてきたことも、1年を通じて感じることができました。当日の挨拶の際、単に思い出を語り合うだけの集まりではなくて、未来に通じる会にしていきたいという、今思えば、気恥ずかしい思いを述べましたが、もっと10代、20代、30代の同じ学び舎で過ごした同窓生がお越しになり、懐かしさと新しさが共存する場となるよう、今後もサポートしていければと思います。幸い、東京明新会に不義理をし、幹事歳まで顔をだすメンバーが少なかった我々とは異なり、積極的に参加してくださった平成10年卒は多くのメンバーが今年の総会に参加いただいており、来年にむけての想いを引き継ぐことができております。来年度も東京明新会各位のサポートをよろしくお願いいたします。

 私が東京に転職できたのが2023年。この東京明新会の実行委員長になる為に東京にきたのではないかと自問したくなるほど、不思議な縁に支えられて、最後まで走り切ることができました。末尾にはなりますが、明新会東京支部をつないでこられた諸先輩方の想い、とくに、コロナにより中止を余儀なくされていた会を再開くださったH8年卒の先輩がたの熱意を次の代に繋ぐことができて、非常に誇りに感じております。当日は至らぬ点もあったかと思いますが、笑顔にてビール(ビールだけでなく、お好きな飲み物)で乾杯と一緒に飲み下していただければと思います。幹事学年一同、皆様のますますのご健勝をお祈りしております。

 乾杯!









              令和六年度東京明新会幹事学年(平成九年度卒業)一同。